2007年5月3日木曜日

日銀の株?

ベンジャミン・フルフォードのブログを見ていたら、「日本銀行の株の55%は財務省が保有し、残りは皇室が持っているとききました。」とあった。

へー!、そうなのか!という感じ。もっともこれが正しい情報だという保証はないが。


確かに日銀は政府機関ではなく、株式会社である。だから株式が店頭市場に上場されているし、だれでも金さえあれば日銀の株を買うことができる。

ただ、不思議なことに、日銀法で政府が半数以上の株を所有することになっているが、残りの株を誰が所有しているのか公開されていないのだ。

普通、会社四季報などを買えば、大株主の名前が載っている。誰が筆頭株主で次の大株主が誰なのかが分かる。その大株主の全体から見た所有の比率も載っている。要するに大株主の名前は公表されることになっている。

ところが日銀だけは政府以外の株式の所有者の名前を、どうも公表していないのだ。そして大株主の名前を公表しない理由も日銀は公表していないのではないかと思う。

だから一部では日銀の大株主は誰なのか、色々な憶測も呼ぶ。外資じゃないのか、とかロスチャイルドじゃないのか、とか、そんな感じだ。

それにしても仮に皇室が大株主であるのなら、たいして問題ないと思った。日銀の株には議決権がないので、経営には参加できないし、配当請求権があるだけなので、問題は生じないだろう。それに外国人でもないし、まあ、そんなところかという感じもする。