2008年9月4日木曜日

最近の政治や世界の激変

最近の政治や世界情勢の激変には、正直言って付いていけないものがある。国内では福田首相の退任宣言の問題と、それにからむ、今後の政界問題、即ち、政界再編・政権交代の問題。

国際問題は、実に複雑怪奇だ。まず中国の問題がある。先月に北京オリンピックを終えて、中国の経済的な調整を迎えている。中国は万国博覧会をやる予定だそうで、その時までは本格的に中国経済は崩れないという噂もあるようだが、これはあてにならない。

そう言えば、中国はオリンピックで雨が降らないように、気象をコントロールしていたらしい。こんな技術がすでに実用化していたなんて、驚きである。


『「恵みの雨」、問題隠ぺい… 北京、汚染やテロ封じる』(asahi.com)

「北京五輪の開幕前、各国の選手やメディア、観客らが懸念していた大気汚染、食品の安全、テロなどの問題。ふたを開けてみれば、北京に限れば、大きな問題は無かったように見える。人工雨作戦や当局のメディア対策のたまものなのだろうか。

■人工降雨で大気浄化? 

 大気汚染を理由に男子マラソンに選手登録しなかった世界記録保持者ゲブレシラシエ(エチオピア)は女子マラソンの翌日、記者団に苦笑いした。「出ないことを後悔してるかって? 言わせないでくれよ。答えはイエスだ」

 大気は開幕以降、「きれいか汚いか」の境目となる指数を上回ったことがない。車の通行規制や建設工事の差し止めの効果に加え、雨で汚染物質が洗い流されているという事情もある。数日おきに「天の恵み」があるというタイミングの良さがあった。

 国際オリンピック委員会(IOC)は、大気汚染や高温など条件が悪い場合、自転車のロードレースやマラソンなどの耐久競技の日程を延期する準備までしていた。

 しかし17日の女子マラソンはスタート時の気温は23度と想定外。「暑さ対策はばっちりだったのに……」と優勝候補ながら銅メダルに終わった地元の周春秀が恨むほどだった。

 市気象局は4月のマラソン五輪テスト大会の日、人工雨を降らせていた。このため、開催中も人工雨を降らせているのではないかとの見方が消えない。薬剤入りロケット弾で雨を降らせることで雨雲を消す「人工消雨」作戦を、開会式当日に大規模にやったと新華社通信に報道されたことも疑念が広がる一因となっている。

 食品についても、北京五輪組織委員会は22日、「選手村などで提供された130万食は一つも問題はなかった」と発表した。食品テロを警戒して生産者らの犯罪歴や政治思想調査を徹底した。

■140万人「全民皆兵」

 メーン会場・国家体育場(通称・鳥の巣)そばの幹線道路で21日夜、走行中の車が数回、爆音を立てて燃え上がった。すぐに数十人の警察官や消防隊員が駆けつけて通行人を排除。約10分後にはレッカー車が事故車を移動させた。

 「不審物を発見したり事故が起きたりしたら、観衆に見えないように真っ先に隠せ」

 警備の警察官やボランティアらに配られたマニュアルにはこう記されている。市当局者は「外国メディアがたくさんいる北京で、問題を表に出さないことが最重要」と明かす。

 鳥の巣や天安門広場の周辺で、「チベットに自由を」などと書かれた幕を掲げるなどした英国人や米国人らは、駆けつけた警官に取り押さえられた。競技会場内での目立った行動はなかった。

 新疆ウイグル自治区で爆破襲撃事件が発生する中、「いかに北京への波及を防ぐかが五輪成否のかぎ」(北京五輪組織委員会関係者)だった。

 警察官や警備員に加え、29万人の治安ボランティアらを合わせた140万人を超える「全民皆兵」で首都防衛に当たった。公安省によると、8日から15日までの刑事事件発生件数は前月比の66%減、交通事故も83%減となった。」



まあ、こんな記事もあったのだが、次のブログにはこんな記事がアップされていた。


『中国が気象兵器を使ったので集中豪雨になった?』(『ジャパン・ハンドラーズと国際金融情』というブログから引用)

「アルルの男・ヒロシです。

 ぜんぜん根拠はないんですが、私が今感じたことを書きます。

 それは、先週の首都圏の集中豪雨と、中国の北京オリンピックの関係です。

 北京五輪では、北京の上空の空気をきれいにするために、相当に無理なことをやったらしい。色々な化学薬品をばら撒いて、大気をきれいにしたり、雨が降らないようにしたというのはどこかの記事で見たことがある。

(貼り付け開始)

開会式は晴天で…中国気象当局が「消雨弾」1000発

 【北京=関泰晴】北京五輪開会式が行われた8日夜、入場行進などのセレモニーが行われている時間帯の晴天を確保するため、中国の気象当局が1000発以上の「人工消雨ロケット弾」を発射していたことが9日、明らかになった。

 新華社通信が報じた。「中国では史上最大規模の『人工消雨作戦』で、この種の技術を用いて開会式の晴天を確保したのは五輪史上初」としている。

 中国紙・京華時報(電子版)によると、人工消雨作戦が始まったのは開会式の開始2時間前の8日午後6時ごろ。北京市内全域で夜にかけて雷雨となるとの予報が発表されたため、北京市気象局がロケット弾を雨雲に向けて発射するなどの作業を実施したという。

 その結果、開会式が終了する深夜までに、懸念されていた雨は降らず、空中で聖火に点火するパフォーマンスなども予定通りに実施された。

 人工消雨は、液体窒素などを積んだロケット弾を近付く雨雲に打ち込み、事前に雨を降らせる仕組み。市気象局は、リハーサルを6、7月の2か月間で行っていた。

(2008年8月9日12時03分 読売新聞)

(貼り付け終わり)

 そこで、NHKのニュースで、集中豪雨はジェット気流の異常が原因だという風にやっていた。例年と違う流れになっていたという話です。ネットにも似たような記事がありました。

ゲリラ豪雨との「向き合い方」
2008/8/29
http://www.j-cast.com/tv/2008/08/29025991.html

(引用開始)

気象庁気象研究所の楠昌司は「普段は日本海の北の上空を東西に流れるジェット気流が、今夏は日本列島をまたぐように大きく南に蛇行し、北からの冷たい空気が列島に入り込みやすい状態になっている。そこへ温かい湿った空気が潜り込み、強い上昇気流が起き、強い雨を降らせる状況にある」という。

これを裏付けているのが、下水道工事中の作業員5人が濁流に流され亡くなった東京・雑司ヶ谷のゲリラ豪雨(8月5日)。このときの豪雨のメカニズムを研究している防災科学技術研究所の真木真之によると、この日、東京上空には9000メートルに達する巨大な積乱雲が発生していたという。

とくに、真木が注目したのは「風」。例年の夏にはあまり見られない冷たい東風が吹く一方、大量の湿気を含んだ南からの風がぶつかり合い上昇気流となって積乱雲を作りゲリラ豪雨をもたらしたという。

http://www.j-cast.com/tv/2008/08/29025991.html
(引用終わり)

 しかしですねえ、それだけが原因でしょうか。そもそもジェット気流の流れは意図的に作り出されたんじゃないか。北京あたりを晴れにしておくために。

 そうすると、人工的に気象を変えてしまった後遺症があって、それが都内の奇妙な「夕方から明け方にかけての集中豪雨」になったんじゃないか。そう考えればつじつまがあう。

 アメリカでは温暖化対策の一環として、地球エンジニアリング(ジオ・エンジニアリング)を打ち出しています。たとえば、太陽を隠して温暖化を防ごうとする動きがあるほどで、簡単な「気象兵器」がフツウにあるというのは、常識なんでしょう。

 気象は作り出す時代になったわけです。」



こうした記事を読むと、自分の知らぬ間に世界は次々と新技術を開発し、それを秘密裏に実用化しているのがわかる。日本は製品を作る技術は高いだろうが、こうした雨を降らせる技術なんか、あまり高そうではないな。日本の持っている技術なんて、テレビとかDVDとかパソコン関連ばかりで、実はあまりたいしたことないものなのかも、という不安感がちょっと過る。

実に久々の投稿

実に久々の投稿になる。このブログは自分の備忘録のためにある。自分が先月何を考えていたのか、去年はどんなことを考えていたのかを記録するために作られたものだ。

だから、他人が読むためにあるブログではない。公開はされているが、他人が読むことなどまったく考えずにやっている。

ここのところ、ずっと藤原直哉のボッドキャスとを聴き続けている。実に真っ当な内容のものだ。こんな真っ当なことを言う人間が40代でいるとは思わなかった。

「日本と世界にひとこと」「21世紀はみんながリーダー」の2つ番組が非常に興味深い。最近では、もと政治家の熊谷弘との対談がいくつもアップされていて、これも興味深い内容。無料なのに、この内容とは、ホント恐れ入る。

『藤原直哉のインターネット放送局』



・・・・・とにかく、まだ、色々な意味で余裕のある今のうちに、観れるもの(映画とか、絵画とか、写真とか)や読めるものなど、多くのものに接しておくつもりだ。これから一体、自分の生活のどうなっていくのか皆目見当もつかないから。

こんなものは、たいして財産になるわけでもないし、役に立つわけでもないのは分かっている。

まあ、不安そのもの、という心境。