2007年6月15日金曜日

Win版のsafari発表

Win版のサファリが100万ものダウンロードをしたという。


「ウィンドウズ版「サファリ」が100万ダウンロードを突破」(Nikkei Netより記事を引用)

 米アップルは15日、同社製ブラウザー「サファリ」のウィンドウズ版(パブリックベータ版)を11日(米国時間)に公開してから48時間でダウンロード数が100万件を突破したと発表した。また公開後に発見されたプログラムのバグのうちのいくつかに対応した修正版を14日に公開したという。アップルの更新プログラムを使うと自動的に最新版に差し替えることができる。
 現在公開されているサファリは正式公開前の試験版であり、操作画面の表示は英語のみで、多くの日本語サイトの表示には未対応だ。アップルではこうした問題やセキュリティー上の欠陥などを利用者から報告してもらうようにする仕組みをパブリックベータ版に搭載している。


アップルのブラウザである、サファリがウインドウズに対応した。iPodなどの音楽プレーヤに止まらず、今度はウェブの世界で使えるブラウザを出してきた。

音楽はネットの世界でもダウンロードして曲を買う時代になり、(これもアップルが切り開いてきた分野だ)ネット閲覧はすでに多くの人にとって生活の一部だ。自分もネットで様々な情報を取得している。これがないと身動きがとれない。

今回のサファリで、音楽とネット閲覧という2つの大きな分野にアップルが大きく進出してわけだ。アップルは先日、携帯電話も発売すると発表したし、着々とネットや通信の分野でその地盤を固めてきている。これから何をするのか、どういった企業戦略を取るのか興味深いものがある。

サファリの実力は、まだ日本語に対応していないので、未知な部分もある。日本語に対応してからが適正にその実力を評価されるだろう。それまでは多くの日本人は様子見だろう。自分も日本語に対応してからダウンロードするつもりだ。

ダウンロードの件数が多いのは、Winユーザーもサファリには興味があるということだ。ウインドウズはビスタが出たばかりだし、IEもバージョンアップしたばかりだが、アップルのブラウザやOSはデザインの美しさではWinよりも優っている。

アップルのサイトに接続すると、新OSのことが書いてあるページがある。それを見ていると、ビスタの方がどこか凡庸で、つまらない。この新しいOSはMacでもウインドウズを使える機能を装備するそうだから、普段ウインドウズを使っている人でもMacを買って、そこにWinを入れて、両方のOSを使える、ということができる。

Macはウイルスに強いというからMacでネットサーフィンをやって、必要な時にWinに戻るというやり方をすれば、ネットからの攻撃を半減できるかも知れない。

とにかくWin用の製品を出してきたアップルは、これからもWinを意識した製品を出してくると思えるので、個人的には注目している。