2007年6月14日木曜日

フライドチキンと裸の女性

ケンタッキーフライドチキンの店の前で、動物愛護の外人女性2人がフライドチキンを買わないでと抗議したという記事。


「「フライドチキンNO!」裸にハートの厚紙、女性が抗議」(asahi.comより記事を引用)
2007年06月14日13時42分

 大阪・キタの路上に14日、「動物への思いやりを」などと書かれたハート形の厚紙を体の前後にまとっただけの米国人女性2人が突然現れた。2人は大阪市北区角田町のケンタッキーフライドチキン梅田HEP通り店前で、「フライドチキンを買わないで」と英語で抗議。曽根崎署員は当初は静観していたが、見物人で通行の妨げになるおそれが出たため、抗議をやめるよう求めた。

2人は米国の動物愛護団体「PETA」のメンバーで、鶏の飼育環境について問題提起するのが目的。今週、東京で毛皮製品の製造・購入にも抗議する。日本ケンタッキー・フライド・チキンの広報担当者は「直接言ってきているわけではないので、コメントできない」と話している。



なかなか面白い2人だが、今さらなぜケンタッキーの前で抗議活動をする必要があるのだろうか。

鶏の飼育環境に対する問題提起だそうだが、その飼育環境がどれくらい問題なのかこの記事ではまったく書いていない。

彼女たちが言う、飼育環境という問題をきちんと訴えていたのかは定かでない。彼女たちの、そのいでたちが派手であったため、その点ばかりに目が奪われており、路上で訴えていたのに、記事に書かれていなかったのかも知れない。

今週に東京でも抗議活動をするらしい。今度は毛皮製品に対する抗議活動だそうだ。東京でも同じような派手ないでたちで登場として、話題になるのだろうか。

男の目には刺激的で、これならアピールすることができるかも知れないが、あの裸に近い格好
では、話題になっても、肝心の動物愛護の問題が裏に隠れがちだろう。

もう少し考えてやった方がいいのではないかと心配になった。