2007年4月12日木曜日

国民投票法案を可決

今日、国民投票法案を国会で可決したらしい。今までこの問題はあまり表面に出てきていなかったと思うので、このニュースを見て意外に思う。

『47NEWS(共同通信)』の記事から引用
国民投票法案を可決
衆院特別委、野党反発
2007年04月12日 19:58 【共同通信】

衆院憲法調査特別委員会は12日夕、憲法改正手続きを定める国民投票法案の与党修正案と国会法改正案を自民、公明両党の賛成多数で可決した。野党側は「審議不十分」として採決に反対したが、与党側が押し切った。
 与党は13日午後の衆院本会議で可決し、参院に送付する方針。与党が最重要法案の1つと位置付ける国民投票法案は今国会成立が確実となった。
 与党修正案は(1)国民投票の対象を憲法改正に限定(2)投票権者は18歳以上(当面は20歳以上)(3)両院に憲法審査会を設置するが、公布から3年間は憲法改正案を提出、審査しない-などが柱。
 12日の特別委では、民主党が10日に国会提出した修正案の趣旨説明を行った後、各党が質疑を行った。与党側は「審議は尽くされた」として採決を提案したが、野党側は「安倍晋三首相の改憲スケジュールに沿って拙速に進めている」などと強く反発。野党各党の議員が委員室に詰め掛けて抗議する中、民主党案を否決し与党案を可決した。


これで憲法改正への道が開いたことになる。政治家たちが考える憲法改正の必要性は、誰でも「9条」にあることは分かるので、このニュースを聞くと少々複雑な思いがする。もし憲法が改正されたら、9条の内容が変わり、戦力を持つことが肯定されるのだろう。