2007年4月21日土曜日

フランス大統領選挙

フランス大統領選挙が今月の22日にある。ちょうど東京都の区議会選挙と同じ日だったりする。

ヤフー・ニュースのフランス大統領選挙の記事

フランス】サルコジ氏、支持率首位キープ
4月20日12時0分配信 NNA

 22日の大統領選挙を控え、各候補による選挙活動がラストスパートに入っている。最新の世論調査では与党・国民運動連合(UMP)党首のニコラ・サルコジ前内相が支持率で首位をキープしている。
 
 市場調査会社BVAによると、同氏に1票を投じると答えたのは全体の29%。社会党のセゴレーヌ・ロワイヤル氏とフランス民主連合(UDF)のフランソワ・バイル氏がそれぞれ25%、15%でこれに続く。極右政党の国民戦線を率いるジャンマリ・ルペン氏は4位の13%だった。
 
 主要4候補はいずれも南部で選挙戦の仕上げをする予定。サルコジ氏はマルセイユ、ロワイヤル氏はトゥールーズに向かう。バイル氏は地元近くのポー(Pau)、ルペン氏はニースで支持を呼び掛ける。
 
 第1回投票で過半数の票を集めた候補者がいない場合、得票率で上位の2人が来月6日の決選投票に進む。現時点では有権者の3分の1が誰に票を投じるか決めていないと回答しており、結果の予想はまだ難しい情勢だ。


こんな感じで、サルコジとかいう与党の国民運動連合党首がリードしているらしい。次に人気のある社会党のセゴレーヌ・ロワイヤルというのは、女性の政治家で年齢も大統領候補にしては、わりと若いようだ。

意外と驚きというか、まだいたのか、と思たのは、国民戦線という極右政党代表のルペンの存在。確か前回の選挙の際にも出馬していたと思う。自分の記憶が正しければ、前回の選挙で、ルペンは2位だったと思う。また選挙に出て来たということは意外とフランスで根強い人気があるのだろうか。ルペンがまだこのような選挙に出てくると、フランス国内での外国人の存在や失業問題などはまだ深刻ということになりそうだ。

ルペンの存在は極右なので日本人でも比較的分かりやすい存在だが、分かりにくいのは、セゴレーヌ・ロワイヤルとフランス民主連合(UDF)のフランソワ・バイルという人物だ。フランスの政治情報が日本にほとんど伝わらないので、どうも分かりにくい。

サルコジは閣僚だったわけだからまだ名前くらいはなじみがある。それでも細かいことや具体的にどういった人物なのかとなると、これまたあまり分からない。

この機会にフランスの政治地図でも少し頭に入れておこうかと思う。ちなみにルペンについてはこちら