2007年4月27日金曜日

面白い勉強本

面白い勉強本を読んだ。それは勝間和代という公認会計士で経済評論家の書いた『理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)という本。

この勝間さんって、公認会計士を最年少の19歳で合格して、子供3人産んで、しかも外資(マッキンゼー、JPモルガンなど)で働きながら、その他の資格も取り、大学院も出たという勉強家。そんな人の書いた本なので、単なる抽象論に終ることがなく、具体的な方法を教えてくれるので、面白いし、使える本だと思う。

例えばこの本では英語の勉強についても書いてある。英語スクールに通う場合、具体的にこのスクールがいいと実名を上げている。またノートPCは書斎を外に持ち出すことと同じだという視点から、ノートPCの有効性を論じているのだが、ここでも具体的に、パナソニックのレッツノートが一番いいと教えてくれる。それは壊れにくいから、というもので、他社のノートPCよりも丈夫だという周囲の口コミや自分の体験で教えてくれる。

こうやって具体的に書かれているので、勉強の方法について、自分であれこれと試行錯誤する手間が省けていいと思う。この方法における試行錯誤を省略することで、たぶん、2年、3年くらい無駄しなくて済むんじゃないかと思う。

時間や手間が省けるのは読者としては有り難いと思う。